前半戦総評(MF篇)


MF5:デヤン・スタンコビッチ:6.0
離脱前は戦術上のキーマンとして多大な貢献をしていたものの、負傷による長期離脱で及第点どまりに。
手術次第ですが、一刻も早く戻ってきてほしいです。



MF7:ルイス・フェリペ・マデイラ・カエイロ・フィーゴ:6.5
これまた長期離脱組。
離脱前のパフォーマンスだけで判断すれば完全にMVPクラス。
トップ下で巧みにタクトを振るってました。
彼の離脱によってインテルの攻撃から創造性が失われたのは悲しい事実ですね。



MF11:ルイス・アントニオ・ヒメネス:6.0
近未来への布石兼バックアッパーとして獲得したものの、加入当初は初めてのビッグクラブのプレッシャーからか微妙な出来に終始。
しかし相次ぐ主力の離脱から出場機会を得ると一気にブレイクし、その穴を完全に埋めました。
特にミラノダービーではミラン相手に堂々たるプレーを披露。
おそらくラツィオからのレンタルは延長されることになりそうです。



MF14:パトリック・ヴィエラ:4.5
はっきりいって期待外れ。
というか何もしていない。
フランス代表の試合には出れてインテルでは出れんってどういうことやねん。
前半戦のワースト・プレーヤー。



MF15:オリヴィエ・ダクール:6.0
負傷前はヴィエラの穴を完璧に埋めていたものの、これまた呪いのような負傷者リストに。
今季絶望らしいので、もしかしたら年齢的にそのまま放出されるかも。



MF19:エステバン・マティアス・カンビアッソ・デロー:7.5
前半戦のMVPの一人。
レアルマドリーからフリーで放逐された男が今や世界最高峰のセンターハーフに。
今季は攻守にわたって絶大な貢献。
故障者続出の中盤で文字通り”最期の砦”として八面六臂の活躍。
彼がいなければ首位には居なかったと本気で思えます。
そして頭髪への未練を断ち切ってスキンに転向したのも好印象でしたw(笑)



MF21:サンティアゴ・エルナン・ソラーリ:5.0
負傷者続出の割にほとんど出番なし。
遺跡は避けられないか。



MF30:ヴィクトル・ウーゴ・ゴメス・バッソス“ペレ”:6.0
3年後くらいに活躍すれば良いな、くらいの目で見ていたんですが、うれしい誤算。
ヒメネスとともに危機に陥った中盤で覚醒し、その才能を証明してくれました。
順調に育ってくれればヴィエラの後釜にもなれるでしょう。



MF31:セーザル・ロドリゲス・アパレチド:6.5
前半戦最大のサプライズ。
完全に忘れ去られていた男がまさかのカムバックでレギュラークラスとして活躍。
攻守における献身的なプレーと現有戦力には珍しいたてに抜ける速さを持ったプレーで前半戦のインテルを支えてくれました。
最近はトーンダウンしてきたけど、それでも申し分のない活躍。
今季のWSDベストプレーヤーのカムバック賞は彼で決まりでしょうw(笑)