前半戦総評(DF篇)

○イヴァン・ラミロ・コルドバ・セブルヴェダ:7.0
サネッティと並ぶ鉄人振りを遺憾なく発揮。
故障者に喘ぐなか安定感抜群のパフォーマンスで最終ラインを引き締めました。
キヴの加入にも動じず、CBの一枠を不動のポジションに。
さらにセットプレー時には攻撃のアクセントにもなってました。



○ハビエル・アデマールサネッティ:7.0
今シーズンは主に中盤で活躍。
故障者続出で急遽勤めたセンターハーフで34歳にして新境地を開拓。
CH、SB、SHの3つのポジションで最高級のプレーを見せて、まさしくインテルを支える屋台骨に。
彼を欠いていれば間違いなく低迷したと断言できるほどの貢献度。
総合的な貢献度ではチーム随一と言えるキャプテンに今季もお世話になりました。



○マクスウェル・シェレル・ガベリーノ・アンドラーデ:6.0
派手さはないものの不足感のないプレー。
チーム最速のスピードは随所で敵を苦しめてました。



マイコン・ダグラス・シセナンド:6.5
今や世界随一のサイドバックと言われるまでになったインテルのサイド攻撃の要。
彼の攻め上がりから生まれたチャンスは数知れず、今シーズンもその攻撃性能は健在でした。
チェルシーがビッグマネーを用意したことからも窺い知れるとおり、やはり現在のセリエのSBで頭ひとつ抜けた存在。



○ニコラス・アノドレア・ブルディッソ:6.0
今季は今ひとつ印象が薄いながらも、及第点は付けられるでしょう。
サムエルの離脱で出番も増えるか。



マルコ・マテラッツィ:6.0
前半戦のほぼすべてを棒に振りながらも、出場した試合の貢献度は流石。
ダービーも気迫の守備に痺れましたw



○ネルソン・エンリケ・リバス:5.0
出た試合が少なすぎてよく分からん。
ただもうちょっと存在感を見せてほしかった。



○ワルテル・アドリアン・サムエル:7.0
マテラッツィの負傷とCLでの出場停止で回ってきた出番で見事な復活。
強靭なフィジカルと鋭いアンティシペーションでマテ不在のDFの中心に。
その実力がセリエ随一であることを改めて証明してくれました。



クリスティアン・ユージン・キヴ:6:5
今季は本職のCB以外での起用が多いものの、そのマルチぶりに救われました。
SBやCHで故障者の穴を埋めて余りある活躍をしてくれたうえに、加入初年度であることを考えればさらに評価は上がるでしょう。