冬季市場閉幕

すでに各所で触れられていますが、1月の移籍市場が閉幕しましたね。
土壇場でカレスマのチェルシー移籍が決まりましたが、これはおそらく正しい判断。
マンシーニのFW起用から読み取れたのはモウリーニョは完全に4−3−3に見切りを付けたということ。
少なくとも今シーズンいっぱいは現システムを布くはずなので、ウイング以外に適性のないカレスマは完全に戦力外。
昨夏に2460万ユーロを費やしたのにって意見もありますが、逆に言えば価値が暴落する前になんらかしないと完全に無駄遣いになりかねない。
インテルでの起用の可能性が費えた以上、レンタルでも良いから放出してプレーさせて復活を狙わせるというのは理にかなった選択ですね。
そこにジョー・コールの今季絶望で困ったチェルシーのニーズが重なったということでしょう。
果たしてフェリポンの元で復活できるのか・・・。



ちなみにダクールのフルアム移籍はレンタルですが、どの道半年で契約切れになるので事実上のフリートランスファーです。
人員削減の人選及びタイミングを見れば一定の評価を与えられるオフ。
やはりブランカ&オリアリの強化部門は欧州で一番信用できますね。



カレスマの移籍でドログバ獲得の布石では?なんて話が出てますが、普通に考えれば今回の件で確約とかなくても交渉しやすくなるという部分は確かにある。
来夏のドログバ獲得が取り沙汰されるのも当然のことで、個人的には来たら来たでそれもアリかなと。
最早現陣容の中で一番の課題はイブラのパートナーというのは分かりきったこと。
アドリはまだまだ信用できないし、クルスとクレスポは一気に衰えが来てる。
バロテッリに至っては厄介の種になりつつあるという体たらくで結構FWは危機的状況に。
イブラに依存しきった状況はあからさまに危ないのでもう一人信頼できるストライカーが必要になるでしょうね。
求められるのは単独での局面打開が可能でスピードと決定力に長けたFW。
そういう意味でもドログバは年齢以外はかなり理想的な人材。
モウリーニョとの信頼関係というアドバンテージもありますし。


ちなみに最も理想的なのはエトー、ビジャ、トーレスアグエロ
一番可能性があるのはビジャだと思うけど、おそらくカネにものを言わせたプレミアに持っていかれるでしょうね。
アグエロアトレティコにずっと居て欲しいし(笑)
イタリアは金融危機の影響が一番少ないし、ハッキリ言ってモラッティは全然堪えてないみたいなので、いっちょ勝負に出て欲しいですけどね。