ぶっちゃけインテルはどうなのか
そろそろあんまり触れてこなかったインテルについて。
現在までの状況は
in
アレッサンドロ・アマンティーノ・ファイオリェ”マンシーニ”（←ローマ）
スレイ・ムンタリ（←ポーツマス）
フィリぺ・コウチーニョ（←ヴァスコ・ダ・ガマ）
out
セーザル（→未定）
サンティアゴ・ソラーリ（→未定）
マニシェ（→アトレティコ・マドリー）
コウチーニョはまだ16歳の新星でパトに対抗した青田買い。
セリエの登録規約の関係で18まではヴァスコに残ることに。
退団の3選手はいずれも契約満了で移籍金の発生する退団は未だ無し。
新シーズンのシステムはオレの予想に反して４−３−３の布陣。
つまりチェルシー時代の戦術を踏襲した形になりますね。
現行のスカッドから判断すれば現在でのポジションごとの序列はこんなカンジ。
ＣＦ
１：イブラヒモビッチ
２：アドリアーノ
３：クルス
４：クレスポ
ＷＧ
１：マンシーニ
２：フィーゴ
３：ヒメネス
４：バロテッリ
５：スアゾ
ＣＨ
１：サネッティ
２：ムンタリ
３：ヴィエラ
４：スタンコビッチ
５：ペレ
６：ボルゾーニ
ＳＢ
１：マイコン
２：マクスウェル
３：サネッティ
４：キヴ
５：ブルディッソ
ＣＢ
１：サムエル
２：コルドバ
３：キヴ
４：マテラッツィ
５：リバス
６：ブルディッソ
７：カンビアッソ
ＧＫ
１：セーザル
２：トルド
３：オルランドーニ
プレシーズンの様子から判断すればアドリアーノは主力で使っていく模様。
まぁアドリアーノが復活すればそれ以上の補強は無いわけですからね。
新加入のマンシーニはもちろんですが、このまま補強がなければウイングのレギュラーはフィーゴになりそう。
これは現行のスカッドにウイングタイプが彼しかいないのに加えてモウリーニョの戦術を一刻も早く浸透させるために
同胞である彼を重用していると見るべきですね。
まぁフィーゴはもはや数少ない優秀なプレースキッカーでもあるので
体力さえ持つならレギュラーでもおかしくない。
その経験はサッカー界随一ですし。
あと何気にモウリーニョはムンタリのウイング起用を示唆してたりもする。
バリバリＣＨでやってきた彼をウイングってのはどうなんかなーって思ったりもするけど
ジョー・コールをワールドクラスのウイングに仕立て上げたモウリーニョの手腕を考えれば楽しみでもある。
まぁベストはカレスマなりホアキンなりのウインガーを確保することなんですが。
ＣＨに関してはランパードの確保はほぼ断念。
代役としては未だにアクィラーニが噂されてるけどコレも厳しいか。
何よりローマが手放さないだろうし、マンシーニを譲ってもらった恩義もあり。
おそらくスタンコビッチを残留させるんではないでしょうか。
とはいえイタリア人を獲得するのが必要なのも事実です。
というのもＵＥＦＡの独自育成枠がインテルにとっては死活問題だから。
独自育成枠ってのは
自チームに１５〜２１の間に最低3年間登録されていた選手（Ａ）
自国のチームに１５〜２１の間に最低3年間登録されていた選手（Ｂ）
をＣＬの登録リストに含めなきゃならないってルールなんですが
来季からこの枠が4人ずつになるんですよね。
ここでややこしいのがバロテッリの存在。
彼の場合インテルに来てから何気にまだ2年しか経ってないんで
（Ａ）に含むことができないんですよね。
多分8月12日で18になるんで（Ｂ）には登録できると思うんですが
（Ｂ）はトルド、マテラッツィ、ヒメネス、そしてムンタリでなんとかなるので
リアルにやばいのは（Ａ）の方。
最近のインテルのユースは本当に優秀なんで面子には事欠かないと思うんですが
下部組織出身者を入れる分だけ誰かがあぶれるわけですからね。
これはまたＣＬでＤＦが足りないとかややこしいことになる予感も・・・。
というか実際今もＤＦが足りなくて
昨日のベッケンバウアーカップなんてＣＢにカンビアッソを使わないといけない始末。
プレシーズンからこんな状況とは・・・。
チーム付きのコンビ医師はマジで無能なのか？
かといってラドイなりを獲得すればまた登録リストからあぶれる人数が増えることに。
フェラーリなら（Ａ）に登録できるから適任なんですが・・・。
おそらく（Ａ）の方はオルランドーニ、ボルゾーニ、メイ、サントンになるのでは。
あとリストラについてはアドリアーノを使うならクレスポないしはスアゾの退団は規定路線。
大好きなクレスポをインテルから追い出すのはもちろん反対だけど
これ以上醜態をさらすこと無いという感じもする。
アトレティコに行ってくれないかな・・・（笑）
あとは中盤と最終ラインから１人ずつは出されるでしょうね。
現状ではペレ、ダクール、ヒメネス、リバス、ブルディッソあたりが有力か。
とりあえずの戦術の考察はアムテルダムトーナメント次第ですね。
