いよいよ7月

おそらく近年のサッカー界で最も熱くなるであろう夏がいよいよ始まります。
モウリーニョ政権の基本布陣は現在のマスコミの報道では4−3−3になる模様。
まぁ現行のスカッドセンターハーフの多さを考えれば不自然ではないですね。



ただこのシステムの導入如何は以前にも述べたとおりウイングの獲得状況次第。
今夏はあらゆる大物ウイングに動きの気配がありますが、
CL制覇を狙うなら左右にトップレベルのウイング、ないしはアタッカーを確保するのが必須。
元来モウリーニョ戦術の基本はサイドアタックですからね。



ウイング以外のポジションに言及すれば
チェルシー時代の課題だったサイドバックに関しては、インテルでは問題なし。
モウリーニョ監督は攻撃力をSBに求める監督ですが
マイコン・マクスウェルのブラジルコンビは攻撃力に関しては世界最高クラス。
バックアッパーに不安が残るけど、モウリーニョ戦術の遂行に特に問題は無いでしょう。



懸念事項はやはり中盤。
特にポルト時代にはデコ、チェルシー時代にはランパードが担ってきた攻撃のオーガナイザーのポジションが現行のスカッドには不在。
今のままならスタンコビッチカンビアッソヴィエラサネッティ)の並びになるんだろうけど
はっきり言ってデキの組み立て能力はイマイチ。
ここも補強必須ポジションですね。



最近ランパード残留説が有力だけど
フェリポンランパードバラック、デコを併用する気なのか・・・?
さすがにこの面子をバックアッパーにするのは無理があると思うけど・・・。
年棒額から考えてもありえないといえるでしょう。
まぁでもシェフチェンコバルサでのアンリの例もありますが。




現在の噂のみで判断するなら基本布陣は






                     イブラヒモビッチ
           マンシーニ      (クルス)          カレスマ
          (アドリアーノ)    (クレスポ)        (バロテッリ



 


              ランパード            ヴィエラ
             (スタンコビッチ)        (サネッティ
             (フィーゴ)           (ペレ)


                      カンビアッソ
                       (キヴ)




         マクスウェル                      マイコン
     (アドリアーノ・コレイア)                  (サネッティ
                  カルバーリョ   コルドバ
                 (マテラッツィ) (サムエル)



                      J・セーザル
                      (トルド)
                     (オルランドーニ)




イメージ的にはゾラのいるときのカリアリに近い感じ。