一夜明けて


とりあえず冷静になって考えてみたんですが、
マンチーニも言ってるようにこのラウンドにきたら強豪と当たってもしょうがない。
いや、むしろ少しでも長く残れれば御の字の中小クラブならともかく本気で優勝狙うならどこと当たろうが関係ない。
逆にどんなチームに当たろうが互角以上に戦える力が今のインテルにはある。
むしろシーズン後半にコンディションを上げるタイプのリバプールを早い段階で叩いておくのは悪いことじゃあない。
ここさえ勝ち抜けば2冠も現実的な目標になるでしょう。



戦力に目を向ければ、
リバプールのキーマンになるのはおそらくフェルナンド・トーレス
今までのリバプールは前線に確固たる柱が無かったのでジェラードの得点力にすがっている節が少なからずあったと思います。
そこに抜群の才能を持つ彼を加え、しかも予想以上にフィットしているのは大きい。
伸びしろは十分なので、ああいう時を追う毎に成長する選手は脅威です。
逆にベニテスの起用の仕方によっては大ブレーキになる可能性も。
彼さえ不調ならばあとはインテルの守備陣を敗れるほどでは無いというのが正直な感想。
懸案のジェラードにしてもカンビアッソならば対応できるでしょう。
懸念はJ・セーザルが若干飛び道具に弱い節があるということ。
ただ彼も最近グっと安定感を増してきたんで大丈夫でしょう。
あとリバプールといえばクラウチの高さに活路を見出そうとする場面もありますが、
はっきり言って高さに頼るだけのクラウチ程度にマテラッツィの壁は越えられない。
トーレスにしてもコルドバなら十分止められると踏んでます。


逆にこちらの攻撃陣のキーマンはやはりイブラヒモビッチ
昨年と違って今年はCLでも絶好調ですからね。
暫定得点ランクトップであることを考えれば今年はやってくれるでしょう。



なんにせよ近年の不振を払拭する成績を残してほしいものです。