レコバ退団宣言

一言で言うと、「寂しいけど仕方が無い」
レコバはオレがインテリスタになった2001-2002シーズンから在籍する数少ない選手の一人なだけに、特別な思い入れがあるのは事実。
でも本人が言うように確かに出場機会は少ない。
これは監督と折り合いが悪かったのもあるし、本人のせいでもある。



とにかく怪我が多く、試合中も一瞬の輝きを見せる以外はずっと消えている。
監督からすればこれほど使いにくい選手もいないでしょう。
さらにインテルはずっと世界随一のアタッカーを擁してきたクラブでもあります。
現実問題として、”硝子の天才”に頼らなくても十分だったわけですから。
これは本人のコンディション管理と意識が招いた結果でもあります。



もうひとつ決定的な事実はインテルだから出場機会が無かったが、ずっと第一線で戦えたのもインテルにいたから。
アレほど怪我が多く、調子にムラがある選手が欧州屈指のメガクラブにすっと在籍できているのはひとえにモラッティの寵愛を受けていたから。
ほとんど試合に出てない選手にあれほどの高学年棒を払うクラブなんてインテルしかありませんよ。
ちなみにレコバ年棒インテルの中でも最高レベルです。
仮にほかのクラブであれば、即座に放出されて終わりでしょうね。
未だに世界屈指の名手と呼ばれていた確率は低いと思います。



まぁ色々書きましたが、彼にはがんばって欲しいと思ってます。
常時出場できるクラブに行って輝きを取り戻すのか。
あるいは”温室育ち”を露呈して消えていくのか。
思った以上に厳しい旅路になるでしょう。
どのような結果を出すのか・・・注目です。