パッツォゴールで薄氷勝利

とりあえずミランの今節の優勝は阻止。
ただ残り3試合で8差(今日の結果次第ですが)なので逆転は現実的じゃないかな。

ちなみに残りの相手は

ミランボローニャ(12位)、ローマ(6位)、カリアリ(11位)、ウディネーゼ(5位)
インテルフィオレンティーナ(9位)、ナポリ(3位)、カターニア(16位)


日程的にはインテルはきびしめに見えるけど、ヴィオラはすでにカップ出場の望みなし、ナポリはほぼCL圏内確定なのでそこまでタフな感じはしない。
ただ最終節のカターニャは残留争いの渦中にあるので油断すれば普通に負けるか。


対してミランボローニャカリアリは微妙な順位なのでそこまで苦戦することはなさそう。
やはり厳しそうなのはローマ戦と最終節ウディネ戦。
ラツィオ、ローマ、ウディネが最後までCL圏内を争うことを考えればかなり厳しい戦いになりそう。


ただしミランはあと2勝以上で優勝確定なのでまぁ逆転はないでしょうね。
インテルは3位以内に入ってCLストレートインを決めるのが現実的な目標です。
無冠を避けるためにコッパイタリアを全力で獲りにいくでしょう。

サイクルの終わり

こんなひどい1週間になるだなんて誰が予想しただろうか。

天王山のミラノダービー
ベスト4をかけたCL。

こんな重要な試合で散々な試合を見せたレオナルドの責任は軽視できるものではない。
戦術的にあまりに拙い上に手のうち方もお粗末すぎる。

はっきり言ってこれで来季も首が繋がっているかは五分五分になりましたね。
少なくともファンの信頼は相当に失った。

攻撃も守備も壊滅状態だったのに加えて、とにかく中盤が壊滅的すぎる。
モッタをアンカーに置くことにだわってるけど、中盤のフィルター機能が皆無なせいでCBに異常な負担がかかってる。
だから安易な中央突破で簡単に失点する。

完全にひとつのサイクルが終わりました。
インテルはこれからまた冬の時代に突入するでしょう。
大規模な刷新が望まれるものの、来夏からすでにファイナンシャルフェアプレーの管内となるので大規模な刷新はできません。
昨夏に静観を決め込んだのが失敗だったな。高く売れる時に売っとかなきゃならなかった。


来季のヴィラス・ボアス監督の誕生に期待しましょう。